アウトプットとインプットの精度について

独白するだけのゴリラになりたい。あと美味しいもの食べたい。

アウトプットの機会をとにかく増やさねば!と切実に思ったのは去年の暮くらいからである。

自分はテーマを決めて本を読む趣味があり、通年100冊程本を読むのだが、つい最近これまで読んだ本の要約を試したところ、ひどく稚拙なものが出来たことに驚いた。

アウトプットの出来が悪いということはインプットの出来も悪いということだ。口惜しいことではあるが…

なんとかしなければいけないと思うのと同時に行動を起こさないと一生なにもしないのが自分という人間である。

するべきことは何か。アウトプットの機会を増やしてインプットの精度も同時に上げてしまえばいい。

ということで早速友人数人に声をかけて仲間内でプレゼン大会を開くことにした。

その矢先に、仲間の一人の海外駐在が決まり数年帰ってこなくなるというので早くもプレゼン大会の継続が危ぶまれることになった。

アウトプットをする場所をひとつに絞るのは危険だなぁ、と思い知らされたのでとりあえずブログをふたつ目のアウトプットの場所として始めてみた次第である。

とりあえずは読んだ本の内容や、日々の出来事をこのブログに綴ってみる所存ではある。

ちなみに第三のアウトプットとしては何か商品でも作ってみようかと思っている。今ある構想としては全く新しい傘を作ろうとしているが、これが中々難しい。

傘というのはおそらく人類が初期の段階に思いついた古典的な道具のはずなのだが、そのスタイリッシュ化のピークは平安時代あたりで止まっている。

折り畳み傘などは一瞬傘界にイノベーションを起こすかと期待されたが、傘を開くまでの工程が多くスタイリッシュとは正反対の方向に進化した傘の亜種である。

数年前にクラウドファンディングでAir umbrellaなる風圧で雨を吹き飛ばすスティック状の傘を中国の会社が発明しようとしていたが結局うまくいかなかったらしい。

頓挫した理由は色々あるだろうが、傘という毎日使わないものを電動式にするのは如何なものか。

充電をするのをつい忘れてしまい、出先で使おうとしたときに電池切れを起こしてしまえばただの棒になる。

文字通り無用の長物だ。

そもそも毎日使わないものをスタイリッシュ化させた結果、工程が増えてしまえば人を遠ざけることになるのは自明の理ではないか。

傘の電動式を諦め、難しい仕組みを考えることをやめれば、きっと単純なアイデアひとつで傘界にイノベーションを起こすことができるだろう。

しかも特許とれば一儲けできそうだし。

ここまで書くと簡単そうな気がするのだが、いざ真剣に考えてみると我々の良く知る傘がベストソリューションだとわかるはずだ。

つまり従来の傘を全く新しいものにするというのも勝負する場所を間違えている。

ではどうするか。

実はすでにこれはきたかもしれない!というアイデアはあるのだが、まだディティールが詰め切れていない。

面白いアイデアを思い付いたという人がいれば是非一緒に商品開発をしたいのでコンタクトして欲しい。

いつの間にか傘の話が半分ぐらいになってしまったので、このあたりで終わりにする。

今後は週に一度くらいのペースで記事を書く意思はあるが、どうかな。飽きっぽいから途中で飽きるかもしれない。

では、また。